四国インカレ

今回、1年ぶりに試合に出ました。最初は日程上出られないと思っていたのですが何とか上手くいき4種目も出てしまいました。

久しぶりのレースだったので、レース勘が皆無に等しく、仕掛けどころや正念場をただこなすだけになってしまったような気がします。

 

でも、走っててめちゃくちゃ楽しかったです!

「やっぱり僕には陸上がないとダメだわ…」と再認識した試合でもありました。

卒業生リレーも難なくこなし、4継のバトンがちゃんとわたった時はかなり嬉しかったです。

この面子で今までがんばってきたんだなぁと思うと、今までのことがこみ上げてきて、なんか切なくなりました。

マイルの決勝が終わったときは、「もうリレーを走ることは一生ないかも…」と、スタートラインで一人物思いにふけりました。

 

また、二日間を通して、みんなの応援がめちゃくちゃ聞こえて、走ってて泣きそうになりました。

胸が熱くなりました。この前まで、ろくに練習にも来なかった僕を受け入れてくれるみんなの温かさを感じ、

感謝の気持ちで胸がいっぱいになりました。

一人暮らしをしてから情にもろくなりましたが、走ってて泣きそうになったのは生まれて初めてでした。

この陸上部が最高の環境であることと、最高の仲間に囲まれていることを実感できました。

 

11月6日に駅伝のトライアルがあるのですが、今はそれを目標にして毎日練習に励んでいます。

遅いながらもスピードは戻りましたが、スタミナがまだまだといったところです。

でも、今出せる全力を全部出そうと思います。

メンバーに入りたいと思い立って、まだ一ヶ月少々の練習しかこなせていませんが、

日を追うごとに、僕の体は変わりつつあります。言葉にはなかなか上手く表現できませんが、心では感じています。

メンバーに入ることが全てとは思いませんが、メンバーに入れるかどうかのこのスリル感を当日のゴールまで楽しみたいです。

 

卒業まであと5ヶ月を切りましたが、最後の一日まで陸上部の一員として走りきろうと思います。

 

Nov 2,2005        中嶋 啓太